“やっぱり変だよ日本の営業”(日経BP)

モノがあふれる、供給過剰時代の営業を語った本が多くなっている。よいモノをつくっても売れない時代。よいものをつくっても売れるのは中国で、しかしその中国でももう供給過剰というぐらい競争が激しくなっているという時代。一貫しているテーマは、断る営業。そして個人がする営業から仕組みで売る営業へ。そして営業活動の全体像を数値で掴む科学的分析。ちょうどいまうけている外資系Mは直行直帰の営業部隊を展開しており、営業所なるものはおいていないことを思い出した。

営業インセンティブの否定:インセンティブは麻薬というランディの言葉を思い出す
日報の目的?所有より利用の視点
営業拠点の?と営業会議の?と担当者の?
一人の営業による一気通貫の営業プロセスへの?
派遣営業マンの是非
営業センスの否定=センスのない人へのKM
情報の共有はなぜ必要なのか、情報は何のために必要なのか、を改めて考えさせられる本。
ただ、こっちのほしい情報がすべてお客さんから入ってくると仮定しているような感じをうけた。